コンプレッサーを連続運転していると、定期的にタンクの水を抜かねばなりません。 ただ、不特定多数が使っている状況ですと、全員がその事実を知らずに使っており、自分がメンテナンスに時間を割けないことも多いですよね。コンプレッサーは脇役なので閉鎖した部屋や奥まった所に設置していることもあるし・・・。
一応、自動ドレン装置というのが売っていますが4万円以上します。以前使ったことはありますが複数台コンプレッサーがある現状、これを買いそろえるのは少し躊躇します。
よって、今回は自作してみました。マイコンなど複雑なことはせず、できるだけ既製品で組んで動作の安定性を重視します。 以下の製品を組み合わせます。
- ウィークリータイマー
- 遅延タイマーリレー(100V)
- 電磁弁(100V)
ウィークリータイマー
今回のウィークリータイマーはON-OFFサイクル運転もできるタイプを選定しましたが、1日に1~数回動作させる程度なら一番安いタイプでも問題ないと思います。これだけでも使えるのでは?と思ったかもしれませんが、どの製品も最短設定時間が1分毎なので、1分もドレン弁を開放したらガスが空っぽになります。2000-3000円程度
遅延タイマーリレー
リレーは良く使いますが、遅延タイマーリレーというのは今回初めて使ってみました。リレーの電源が投入後、設定した秒数が経過するとON (またはOFF)となるリレーです。1つのリレーに2系統あり、接続する端子を選ぶことでNO(ノーマルオープン), NC(ノーマルクローズ)どちらでも設定できます。今回は100Vで駆動する遅延タイマーリレーを入手しました。アマゾンの中華製品で2000円程度。日系メーカー品ですと4000円程度のようです。
電磁弁
事故や漏れ防止のため、電磁弁はケチらず良いモノを使った方が良いような気がします。一応1MPa弱まで通常のコンプレッサーだと昇圧するので、金属製の日系メーカ品を調達しました。最高使用圧力や電源に気をつけて選定ください。私は以下のものを選定しました。100Vで動作します。2500-3000円程度
コンプレッサードレンのバルブとの接続は適当な継ぎ手を入手して下さい。
CKD 電磁弁 直動式2ポート(マルチレックスバルブ) AB31-02-3-AC100V
作動圧力差(MPa):0~1.0(空気)、0~0.7(水、灯油)、0~0.5(油)
組み立て
あとは組み立てていきます。 組み立て後の写真を貼っておきますが、配線は以下の様な感じになっています。ウィークリータイマーで定時に遅延タイマーリレーの電源を投入します。遅延タイマーリレーに電源が投入されたあと設定時間後(数秒)に回路が切り替わります。

動作確認して、あとはプラグ等と共に良い感じの配電盤用の箱に収めます。この箱は[内外電機 プラスチックボックス 屋根無し仕様 縦235.5mm横135mm深さ110mm PNT231311YD]ですが、リレーの高さ方向が収まらなくて元々付いてた合板を取り外しています・・・。
(今回の箱はちょっと小さくてかなり余裕が無い感じになってしまいました)

まとめ
主要構成部品だけでトータル1万円以下で構築できました。ウィークリータイマーは20個ほどプログラムを組めるので、1日に20回ドレンすることもできますし、サイクル設定ですともっと可能です。私の使用頻度の場合は1日1回で十分かなと思っております。






