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とある実験のーと

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Helinox(ヘリノックス)の足置きを3Dプリンタで作ってみた

3Dプリンタ Fusion360 Trinus Outdoor

ヘリノックスの椅子は最近アウトドアをちょっとかじったことある人なら知らない人は居ないのではないでしょうか。

 

軽量と座り心地を併せ持ち、コピー品はあるのですが結局唯一無二な存在になっています。ただ、その値段からなかなか手が出しづらく、決心するまで時間がかかる商品でもあります。

そのヘリノックスのチェアワンをついにゲットしました。

その日のうちに組み立ててみたら、噂通りとても座り心地が良いのに驚きました。ソファなど部屋に置いていないことから、家でも普段から使おうということになりました。ソファを買うと思ったら安いよね。うん。

ただ、問題が。

此奴の足先には凄く堅いゴム?プラスチック?がはまってます。実はこれ、堅すぎて少し使っただけでフローリングをぼこぼこにしてしまうことが分かりました。応急処置で靴下をはかせて厚い足ふきマットを敷くことでなんとか凌いでいましたが、かっこわるいし、折角の機動性が台無しです。

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実は純正の脚カバーも売っています。ただ3500円もするので、本体を買ったばかりの自分にはツライ出費です。そこで、3Dプリンタで足置きを作る事にしました。要は一点に集中する重さを平面に分散させればいいのです。

作る上で一つ課題がありました。ヘリノックスの脚は角度がついています。よって脚からモデリングしてみました。角度は三平方の定理で出そうと思えば出せるのですが、めんどくさかったので、適当に頂点からの縦・横・高さの距離を測り、CAD上で線を引いてそれに沿うように傾けてみました。精度を求めるものではないので意外と簡単ですね。。。

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前からの図              横からの図

次にこのモデルを元に、以下のようなモノを仮に作ってみました。(この後改良したため、この時点のCADデータがないです)出力条件はPLA, 150 mm/s,0.2mmです。

f:id:azospiran:20170215231731j:plainf:id:azospiran:20170215231725j:plain←上部が折れた・・・。

脚を置いたあと、簡単にズレて外れないようにパイプに引っかけるようになっています。パイプ径がφ=14 mmだったので12 mmのパイプを通す部分を上部に作ったのですが、ちょっと狭すぎてパイプを入れようとしたら折れました・・・。ただ、このテストプリントでモデルがちゃんと実物と合うことが分かりました。

ちょっと大柄だったので、大きさ、パイプ挿入口の幅・位置を改良して出力してみました。出力条件はPLA, 100 mm/s,0.2mmです。

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良い感じ。と自己満足していましたが、一晩寝て改めて見ると、大切なことに気づきました。「可愛くない・・・。」

なかなかこだわったモデルでしたが、原点に戻ることにしました。ただの足置きだし。やっぱりもっとシンプルでいいのでは。ということで、球を基本とした形がsimple is the bestだという結論になりました。

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脚本体と球の内側のクリアランスは2 mmとりました。球の下は平面になってます。片方だけモデリングして、ミラー機能で反対側の脚用を作りました。

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結果としては2 mmの隙間は少しゆるゆるでした。ただ、収まりもいいし、外見も悪くないのでこれで4つ出力して終わることにしました。流石にこの形で固定することはできなかったので、この後全体を布で包んで固定しました。

くだらないですけどxyz以外の軸とか平面の使い方を習得できて個人的には有意義な課題でした。

おわり。